SCHEDULE
~2023年度クラシック・シリーズ~ 第5回
ワーヘリ(World Heritage)
日時:2024 年 3 月 16 日(土)
14:00 開演(13:30 開場)
会場:アンサンブルホール ムラタ
(地下鉄北山駅下車 1 番・3 番出口徒歩約 5 分)
料金:一般 4,000 円、ペア7,000 円(全席指定)
(京都ミューズ会員 3,500 円、ペア6,000 円)
一般販売:発売中
*未就学児童の入場はお断りしています。
*U-25(25 歳以下)キャッシュバックあり
【プログラム】
モンティ(金井信 編曲):チャールダーシュ
和田信:シャローム
チャップリン(前田憲男 編曲):スマイル
リスト(松本望 編曲):ハンガリー狂詩曲第2番
~休憩~
西下航平:空飛ぶペンギン
讃美歌(松本望 編曲):アメイジング・グレイス
松本望:Two Dogs
ハチャトゥリアン(松本望 編):『ガイーヌ組曲』
子守歌
ばらの乙女たちの踊り
ガイーヌのアダージョ ~ アイシャの踊り
レズギンカ
※都合により曲目が変更となる場合があります
【プロフィール】
ワーヘリ World Heritage =「世界遺産」の意
2013年結成。「ワーヘリ」(“ワールド・ヘリテージ”の略)という名称は、日本ジャズ界の巨匠、前田憲男(1934-2018)が「世界遺産級に珍しいデュオであると共に、彼らが遺す音もまた世界遺産」という意味を込めて命名。吹奏楽の花形ユーフォニアムと低音の要テューバによる、楽器の枠を超えた多彩な表現で好評を博している。
【ワーヘリのお二人にインタビュー♪】
Q1, 楽器との出会いから、なぜその楽器を選ばれたのか教えてください。
(外囿さん以下:外)みなさん、こんにちは。僕は中学生の時、吹奏楽部でトランペットを吹いていたのですが、進学した高校のトランペットがうますぎて人気が集中していたのでユーフォニアムを選びました。トランペットを吹いていたら、きっと楽器は続けていなかったでしょうね。
(次田さん以下:次)最初は体験入部でトロンボーンをやっていてそのままが良かったのですがジャンケンに負けて今の楽器に変わりました。
Q2, 『ワーヘリ』結成のきっかけは?
(外)次田君とは何度となく一緒にコンサートをやっていたのですが、彼は本当に素晴らしくて、ユーフォニアムとテューバそしてピアノで何か面白いことをやりたいなあと思ったのがきっかけです。2013年に結成した時には少なかったレパートリーも、今では多くの作曲家の皆様のおかげで随分と増えたと思います。これから新しい世代の方々が取り組んでくれることを願います。
Q3, 外囿さんは次田さんを、次田さんは外囿さんをご紹介していただけますか?(ここが凄い!とか、ここが面白い等々)
(外)次田さんは日本を代表するテューバ奏者です。彼との出会いはまだ彼が日本フィルハーモニー交響楽団にいた時のこと。リハーサルが終わって荻窪(東京)のバッティングセンターに連れて行かれて打っていたのですが、すごいすごいと言われて調子良く何回もゲームをしていたら次の日手のひらが腫れていて本当に痛かった。またあるピアニストの家でリハーサルを行った後、卓球台があったので遊んでいたら卓球がものすごくうまい。何度やっても勝てませんでした。僕はその頃は普段からジョギングをしていて体力には自信があったのですが、何のスポーツをやっても足元にも及びませんでした。ものすごい運動神経です。音楽家でスポーツ万能な方は珍しいのですが、それが演奏に生かされていると思います。
(次)言わずと知れた長年、日本の金管楽器界を世界にアピールしてくれているレジェンドだと思います。楽器以外にも伝説としてプリンを一気飲みされると聞いた事があります。タイミング悪く僕はまだ拝見した事がないのでひょっとしたら舞台で披露されるかもしれません笑
Q4, 京都を始め関西の皆さんへ一言お願いします。
(外)ワーヘリ初めての京都公演です。ユーフォニアム、テューバの倍音の多い音色をスピーカーやヘッドフォンからではなく素晴らしいホールで、ライブでお楽しみください。そして笑顔でお帰りください。
(次)自分のホームの京都で演奏できる事をとても楽しみにしています!ワーヘリは初めてお聞きになるお客様やユーフォニアム、テューバを吹いていなくても楽しんで頂けると思いますのでぜひぜひコンサートにお越しください!
京都ミューズ:075-353-7202
京都コンサートホール チケットカウンター 075-711-3231
ロームシアター京都 チケットカウンター 075-746-3201
チケットぴあ Pコード:247-392
イープラス
大学生協
U-25キャッシュバックあり
25歳以下の方は演奏会当日、会場内の専用受付で年齢がわかるものをご呈示ください。500円返金します。
◆外囿祥一郎(ほかぞの しょういちろう) Hokazono Shoichiro EUPHONIUM(ユーフォニアム)東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース修了。1992年第9回日本管打楽器コンクール第1位および大賞受賞、97年P.ジョーンズ・ブラス・コンクール・ユーフォニアム部門優勝。N響、東響、読響、東京佼成ウインド、名フィル、大阪フィル、九響、札響を含むオーケストラとの共演、リサイタル、アンサンブル公演等、多彩な演奏活動で多くのファンを魅了。「題名のない音楽会」、「ららら♪クラシック」等のテレビ番組やNHK-FM等にも出演。これまでにCD27作品をリリース。東京音楽大学教授、エリザベト音楽大学、大阪音楽大学、京都市立芸術大学、昭和音楽大学各客員教授および相愛大学音楽学部特別講師。ビュッフェ・クランポン・ジャパン専属講師。 |
◆次田心平(つぎた しんぺい) Tsugita Shimpei TUBA(テューバ) 読売日本交響楽団テューバ奏者。京都市立芸術大学を首席で卒業。第24回日本管打楽器コンクール第1位。これまでに日本フィル、読響とテューバ協奏曲を共演。また、国際テューバ・ユーフォニアム大会、ローブラス音楽祭、国際テューバ・ユーフォニアム協会に招かれ出演。「侍ブラス」、「ワーヘリ」、「The TUBA band」、「なにわ《オーケストラル》ウインズ」のメンバーとしても演奏活動を行っている。DVD「テューバマスター」、CD「TuBest!」、「Mr.Tuba!」をリリース。洗足学園音楽大学准教授、昭和音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアールディプロマコース、ダ・カーポミュージックスクールの講師として後進の育成にも力を注いでいる。 |
◆松本望(まつもと のぞみ) Matsumoto Nozomi PIANO(ビアノ) 東京藝術大学大学院修士課程作曲専攻修了。パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科首席卒業(審査員満場一致)。2007年第4回リヨン国際室内楽コンクール(ヴァイオリンとピアノのデュオ)および09年第55回マリア・カナルス国際音楽コンクール・ピアノトリオ部門で第1位を獲得。08年度文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員。在学中より作曲と演奏の両分野で活動を展開。ワーヘリ関連では、自作曲『空への階段』『Two Dogs』および『ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)』『ハンガリー狂詩曲第2番(リスト)』『ブランデンブルグ協奏曲第3番(バッハ)』等の編曲譜が出版されている。国立音楽大学、洗足学園音楽大学、各非常勤講師。東京藝術大学弦楽科伴奏助手。 |